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ASA自由が丘のご購読者へ折込みチラシで提供している連載企画「税金の知恵袋」を、ブログでご紹介。
専門家が直接教えてくれる「税金のいろは」で、楽しく税に関する知識をつけていきましょう!

 第6回「家賃で儲かっているかは決算書より通帳を見よう」

(折込み6月1日掲載分)
預金通帳
今回は不動産賃貸業をしている場合の、税金とキャッシュフローについて取り上げます。

家賃収入がある方は、毎年の確定申告書の「青色申告決算書(不動産所得用)」に家賃収入と減価償却費などの費用を記載しています。

不動産賃貸業は、通常20%~33%ほどが費用で、66~80%が利益となるため、決算書上多くの場合利益がでます。
そのため、利益が出ているから儲かっていると考える方がいますが、それは早とちりです。
決算書には出てこない、借入金の元金返済、所得税、住民税、事業税の支払いがあります。
利益が出ているのにキャッシュフローが実はマイナスということがあります。

毎年2、3月に確定申告書をつくるのは手間がかかりへとへとになりますが、大事なのはその後。税金の金額をもとにキャッシュフロー表(資金繰り表)を作りどのくらい儲かっているかを把握したいのですが、皆さん(税理士も含め…)何せパワーがもう残っていません。

そこで簡単なのは、家賃収入が入ってくる銀行口座に借入金返済、税金や経費の支払いをまとめて1つの口座で管理することです。1年前の残高と今の残高を比較して増えていれば儲けがあるということです。
こうすることで、キャッシュフロー表を作らず通帳1つで把握することができます。

パイロット会計事務所 代表公認会計士・税理士 山田寛英


 次回の知恵袋


第7回「税金が高すぎるのですがどうすればいいですか」