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 第1回「相続税の小規模宅地特例の『家なき子』要件にご注意」

(2018年1月1日掲載分)
相続

親が亡くなったときにかかる相続税についてのお話しです。
親が住んでいた自宅に相続税を沢山かけると、遺族のその後の生活が苦しなってしまいます。
そこで、自宅の評価額を8割減してくれて相続税が大幅に小さくなるありがたい制度(小規模宅地特例)があります。

この制度を使えるのは、配偶者か同居している子がその家を相続するケースですが、そのような人がいない場合、
別居していて賃貸暮らしの子も使えるケースがあります。この人を「家なき子」といいます。

「家なき子」に該当すればグッと相続税がおトクになるのですから、要件を満たすために、別居している子の中には、
自分の家を同族会社や孫にわざと売却して、「賃貸暮らし」の状況を無理やり作りだす人がいます。

平成29年11月の政府税制調査会はこの行き過ぎた節税策を問題にし始めていますので、
今後「家なき子」の要件が変わる可能性があり注意が必要です。
将来の相続税を考えるときは、感覚的にズルい節税策はいつか使えなくなると考えておくのが安全といえるでしょう。


パイロット会計事務所 代表公認会計士・税理士 山田寛英


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第2回「今回の確定申告は『103万円の壁』のままです」